当院の透析について

処方透析

長時間の透析が成績良好なのは常識となっておりますが、実際には原疾患、年齢、体重など患者さんによって条件が異なるため長時間透析は容易ではありません。また透析患者さんに常に付きまとう食事制限の問題も生活の質を大きく低下させています。
当院では透析液のナトリウム、カリウム、カルシウム濃度を調整して、実に64種類の透析液を患者さんに合わせて提供することが可能です。それにより長時間の安定した透析ができる(平均透析時間5.5時間)、原則的に食事のカリウムを制限しない、粗死亡率の低下などの大きなメリットを患者さんに提供できているものと自負しております。

10年間の平均死亡率

全国  9.36% 当院 4.88%

透析歴15年以上の患者様の割合

全国  13.2% 当院 29.3%

 

※2006年日本透析医学会統計調査より引用


透析方法の改善による年間死亡率の推移

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nBody(写真)を用いた体水分量測定で基礎体重を評価するなど、より良い透析を目指した取り組みに努めております。
また病院理念に則り、独自のPush/PullHDF装置の開発や治療法の工夫を行うとともに、様々な共同研究にも積極的に参加しております。


InBody

 

透析患者の導入後経過年数と平均年齢  2006年末調査

導入後年数 全国 嶋田病院
患者数 患者数
5年未満 124,576 49.8 122 34.9
5年以上10年未満 62,117 24.9 68 20.5
10年以上15年未満 27,738 12.1 44 13.3
15年以上20年未満 15,419 6.2 32 9.7
20年以上25年未満 9,252 3.7 33 10.0
25年以上30年未満 8,275 3.3 24 7.3
30年以上     8 2.4
合  計 249,957 100.0 331 100.0
15年以上の長期生存者 32,946 13.2 97 29.3
平均年齢     67.6才  

注記 全国分は日本透析学会「慢性透析療法の現況」より
嶋田病院には「転医後死亡」「事故死」も含む。

 

我々は『患者さん一人ひとりに応じたオーダーメイドの医療を』を合言葉に、透析に関する診療と研究開発に力点をおいた専門病院を目指します。
昨今、透析医療をめぐっては様々な逆風が吹き荒れておりますが、可能な限りこの方針を貫いて行きたいと考えております。