通風協力医療機関として

もし痛風がおこったら?

■安静、冷却

患部を安静に保ち、なるべく冷やしてください。患部を高く上げておくのも痛みを軽くしてくれます。

■痛風の症状例

禁止事項

※引っ張ったり、マッサージは絶対にしないで下さい。
禁酒
サウナや激しい運動の後のビールは避けましょう。特に発作中は禁物です。

■その他(鎮痛剤使用)

もし鎮痛剤をお持ちでしたら、医師の指示に従って使用してください。それまで痛風のお薬を飲んでいた方はそのままお薬を続けてください。お薬を止めると発作を悪くします。

一般的に痛風発作は放置しても数日間で治まることが多いのですが、
では発作が治まれば尿酸値が高くても放置していて良いのでしょうか・・・?

尿酸値が高いとどうなる?

  1. 尿酸は動脈硬化を進める物質です。動脈硬化は主に脳、心臓、腎臓などの重要な臓器の血管を侵します。その結果、心筋梗塞脳梗塞腎不全など重大な病気を引き起こします。いずれも大きな後遺症を残して著しく生活の質を落としてしまいます。
  2. 高血圧や高脂血症、肥満、耐糖能異常などを合併しやすく、これらはお互いに誘発しあいます。(マルチプルリスクファクターと呼ばれます。)
  3. 尿中に排泄された尿酸が結晶をつくり、尿路結石(腎結石、尿管結石など)の原因になります。結石を放置すると腎機能を悪くすることがあります。

つまり、痛風発作を起こさなくても尿酸値を適切にコントロールしないと全身に様々な合併症が起こってきます。発作そのものよりもむしろこれらの合併症の方が怖いと言えます。原則的に尿酸値の目安は7mg/dl以上を高尿酸血症とし、8mg/dlを越えたら薬を使用します。そして、6mg/dl以下を目標に治療を行います。