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Anemia

貧血とは

血液の中の赤血球の中に酸素を全身に運ぶヘモグロビンというものがあります。そのヘモグロビン(Hb)が成人男性13g/dL以下、成人女性が12g/dL以下に減少した状態をいいます。

また、ヘモグロビンが減少すると、同時に赤血球の数やヘマトクリット値も同時に低下するため、診療ではこの3つの検査をして貧血の有無やその種類の判断をしています。

赤血球数(RBC)は成人男性430×10⁴/mL以下、成人女性380×10⁴/mL以下、ヘマトクリット値(Ht)は成人男性40%以下、成人女性35%以下を指標にしています。

貧血の種類

1. 鉄欠乏性貧血

もっとも一般的な貧血で女性に多いです。鉄分が足りなくなるとヘモグロビンの合成がうまくいかないためにヘモグロビンの量が減り、赤血球の大きさは小さくなる状態をいいます。その原因となるのが鉄分の需要増大と慢性的な出血です。
鉄分の需要増大とは、成長期の時期に身体が大きくなるのに追いつこうとして赤血球も増えようとするが鉄分の供給が追いつかなくなって不足し貧血になります。
慢性的な出血とは、月経血が多い場合などに鉄分もいっしょに失われてしまうため身体の中の鉄分が不足し貧血になります。

2. 再生不良性貧血

血液は骨髄で造られますが、その骨髄での造血細胞全体の数が少なくなるため、体内の血球の数も少なくなった状態です。赤血球だけでなく白血球(病原菌や異物から身体を守る防御作用)や血小板(血栓を形成し止血する働き)も全て少なくなることに注意しなければいけません。
原因が不明なものと、薬剤によるものや肺炎の後になるものがあります。薬剤としては抗癌剤がもっとも一般的ですが、抗生物質や鎮痛剤でもおこることがあります。

3. 溶血性貧血

溶血性貧血は赤血球の崩壊が増加するために貧血になる状態です。
原因としては、遺伝的に赤血球自身が弱く壊れやすくなっている場合(鎌状赤血球症)、赤血球に対する抗体ができて壊されたりする場合(自己免疫性溶血性貧血)、機械的に壊されたりする場合(心臓に人工弁を入れた場合など)があります。
溶血性貧血になることによって①脾腫、②黄疸、③骨髄過形成がおこります。

主な症状

微熱、指先や口唇の蒼白、白髪や脱毛、口内炎や口角炎、息切れ、頻呼吸、動悸、頻脈、食欲低下、悪心・嘔吐、全身倦怠感、易疲労感、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、こむら返り、軽度の黄疸などです。

主な治療法

食事療法、葉酸の摂取、鉄剤の投与、ビタミンB12製剤の投与、エリスロポエチン製剤の投与、必要に応じて酸素療法や輸血療法等があります。

貧血の症状に心当たりのある方やお悩みの方は、内科を受診されることをお勧めします。熊本市中央区の内科かかりつけ医(嶋田病院)へお越しください。
市電(慶徳校前電停)より徒歩2分。

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