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帯状疱疹とは

帯状疱疹は、子供の時にかかった水疱瘡(水痘)のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が、水疱瘡が治癒した後も脊髄近くの神経節と呼ばれる部分に潜み、疲れやストレスなどで身体の免疫力が低下したときに再び活性化する事で、神経に沿って帯状に疱疹(ブツブツ)ができ、その場所に強い痛みが起きる病気です。口の周りに疱疹ができる単純疱疹とは異なる病気です。
また、この疱疹に触れたからといって他の人に伝染する事はまれです。身体中どこでも起こりますが、特に第2~4胸髄(上胸背部)、三叉神経第1枝(ひたい)などに好発します。

帯状疱疹後神経痛とは

帯状疱疹の疼痛は普通皮疹の出現に先立って認められますが、皮疹と同時に出現するものや、遅れて出現するもの、あるいは全く疼痛を欠くものもあります。
痛みは鈍い、あるいは鋭い灼熱感、または突き刺すような痛みで、程度は軽度のものから、夜も眠れないほど激烈なものまでさまざまです。
大部分は皮疹の治癒と同時に疼痛も消失しますが、一部の症例では皮疹治癒後にも痛みが残り、年余にわたって疼痛が続く場合があり、これを帯状疱疹後神経痛といっています。帯状疱疹後神経痛の発生率は約3%で、60歳以上の高齢者に多くみられ、初期重傷者ほど移行しやすいと言われ、初期の抗ウイルス薬投与が重要です。

症状

帯状疱疹後神経痛の主な痛みには、次のような痛みや症状が混在していたり、時間とともに変化するといった特徴があります。

  • 間欠的な(一定の時間で繰り返す)刺すような痛み
  • ・ヒリヒリする、チカチカする、ズキズキする痛み
  • ・針で刺すような痛み
  • ・腫れたような感じ
  • ・重たい感じ
  • ・灼熱感:持続的な焼けるような痛み
  • ・電撃痛:電気が走るような痛み
  • ・アロディニア:触れただけの刺激を痛みとして感じる
  • ・知覚低下・感覚鈍麻:触覚、湯・冷覚の低下

帯状疱疹後神経痛の治療法

帯状疱疹後神経痛を残さないため初期治療が大切ですが、残ってしまった例では、色々な治療法があります。帯状疱疹後神経痛患者の末梢神経は、脱随がみられ変性しています。その変化を戻すことはとても困難で、長期間を要します。

≪薬物療法≫
1. 抗うつ薬、2. 抗けいれん薬、3. 麻薬

≪局所療法≫
1. カプサイシン、アスピリン、硝酸イソソルビドなどの外用、2. 神経ブロック、3. イントフォレーシス、4. 低出力レーザー

≪漢方薬≫

などがあり、色々と組み合わせて個々に合った治療を行います。

予防・改善のために

帯状疱疹後神経痛は主に薬物療法で治療しますが、痛みを完全に取り除くのは困難です。しかし、生活習慣を工夫することで痛みと上手に付き合っていく事ができます。

日常生活の注意点

  • ・好きなことに熱中する、外出する(痛み以外のことに注意を向ける)
  • ・入浴してよく温める
  • ・身体を冷やさないようにする
  • ・疲労やストレスをためない、睡眠を十分にとる
  • ・患部を刺激しない(患部にサラシなどを巻いて衣服がこすれないようにするなど)

帯状疱疹・疱疹後の痛みでお悩みの方は、まず整形外科を受診されることをお勧めします。熊本市中央区の整形かかりつけ医(嶋田病院)へお越しください。
市電(慶徳校前電停)より徒歩2分。

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