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Kidney rehabilitation

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はじめに

慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者数は1,330万人、慢性腎不全透析人口は2015年末には32万人を超えるまでに増加した。
日本の透析医療は世界一の水準にあり、40年以上の生存例など長期延命にも成功している一方で、新規導入透析患者の平均年齢は69.2歳、透析人口全体の平均年齢は67.9歳と年々高齢化しており、重複障害を有する割合も高くなっている。
このようななかでCKD患者は、透析導入だけでなく脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患発症の危険性が極めて高く、またCKD発症の原因として、
糖尿病、高血圧、動脈硬化症といった併存する生活習慣病が関連したものが多くなっている。
これらを背景に疾病の進行抑制は喫緊の課題となっており、そこで考えられた新たな治療法が腎臓リハビリテーションである。
腎臓リハビリテーションとは「腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させ、症状を調整し、生命予後を改善し、心理社会的ならびに職業的な状況を改善することを目的として、運動療法、食事療法と水分管理、薬物療法、教育、精神・心理的サポートなどを行う、長期にわたる包括的なプログラム」です。

対象

すべてのステージのCKD患者

方法

病状に合わせて入院期間は2週間から1か月程度でリハビリテーションを行っていきます。
医師の診察はもちろんのこと「運動療法」「食事療法」「薬物療法」を3本柱に各領域のスペシャリストが丁寧に指導していきます。
運動に関しては心臓リハビリテーション指導士を持つ理学療法士が適切な運動療法を行います。
また管理栄養士からは食事の見直し、また調理法などを指導。薬剤師からは現在服用している薬の説明や医師と相談しながらお薬を減らせるかなどの相談も行っていきます。
また退院されてからも腎臓専門医が経過を見ていき、かかりつけ医の先生と連携しながら診療していきます。