6月15日(日)、福岡県臨床工学技士会学術大会のスポンサードセミナーにおいて、『当院における透析アミロイド症対策』と題して発表を行いました。
当院では、On line HDFの黎明期(1980年代)より透析アミロイド症に対して積極的に取り組んでまいりました。Push&Pull方式のHDF装置の開発や透析液の清浄化対策に始まり、現在ではリクセルを用いたアミロイド進行抑制にも注力しております。
現時点では透析アミロイド症の進行を完全に止めることはできませんが、今後も研究を重ねることで、少しでもその進行を抑え、透析患者さんのADL(activities of daily living)やQOL(quality of life)の向上に貢献したいと強く感じております。